ひかりバラ園
残念ながら我が家の庭ではありませんが・・・。 地元の「ひかりバラ園」を覘いてみました。
ゴールデンウィーク明けから次々と咲き始めた我が家のバラも、まだ一生懸命につぼみを膨らませているものも一部あるものの、ほぼ咲き尽くしたようです。
なかでも、我が家のイングリッシュローズの姐御的存在の「アブラハム・ダービー(Abraham Darby 1985年 イギリス)」はまさに真打ちと呼ぶにふさわしい迫力です。
何と表現するのが一番いいのか・・・、この色合いの美しさは他のバラを圧倒しています。
こちらはフェンスにからんだオールドローズの「ルイーズ・オディエ(Louise Odier 1852年、フランス)」。小振りなカップ咲きの花を数多く咲かせてくれます。香りも濃厚です。
バラの育種家なら誰でも一度は挑戦したいと思う「青いバラ」。現代の青バラといわれるバラのほとんどはこれが交配元となっている「カーディナル・ド・リシュリュー(Cardinal de Richelieu 1840年、フランス)」。
退色していくにつれ黒味が増します。
こちらは一転、現代のミニバラ、「コーヒー・オベーション(Coffee Ovation 2000、オランダ)」。
確かに赤茶色ではありますが、コーヒーと名づけるほどコーヒー色をしているわけではありません。
白雪姫の異名をとる「アイス・バーグ(Ice Berg 1958年、ドイツ)」。文字どおり純白のバラです。
壁面から垂れ下がった枝先に、今年はいっぱい花をつけてくれました。
我が家のバラの競演もいよいよ佳境を迎えようとしています。
いつまでも見続けていたいのですが、適当なところで花首を切ってしまわないと、ひとつの花で何十枚という花弁が散乱してしまい拾い集めるのが大変・・・(笑)
そろそろツルバラの足元に植え込んでおいたカンパニュラたちがつぼみを膨らませてきました。そしてカシワバアジサイの花房も。
梅雨に入るまで、まだまだお楽しみは続くようです。
今日は朝からあいにくの雨。肌寒いくらいの気温ですが、庭に通じるサッシの窓を開けるとふわぁ~とバラたちの香りが冷たい風とともに部屋に流れ込んできました。
冬場、脚立に乗って多くの棘に悩まされながら壁面に誘引した「バター・スコッチ(Butter Scotch、1986年、アメリカ)」。あっと言う間に次々と花を咲かせてくれました。まだ開いていないつぼみも沢山あるので、明日、明後日にかけてさらに賑わいそうです。
「フレンチ・レース(French Lace、1982年、アメリカ)」。小振りで細い木ですが、四季を通じてアイボリーホワイトの花を次々に咲かせます。
ティーローズの「レディー・ヒリンドン(Lady Hilingdon、1910年、イギリス)」。文字通り紅茶の香り。赤く細い枝の先に俯いて咲く可憐なバラです。
僕が好きなバラのベスト3に入るチャイナ系の「粉粧桜(Fen Zhang Lou、10世紀頃、中国)」。細い枝の先にずっしりと重い花を咲かせるものですから、皆、下を向いています。しかし、この花から漂う濃厚な香りには誰もがノックアウトされるはず・・・。
まずは代表格の「ヘリテイジ(Heritage、1984年、イギリス)」。五分咲きのこの状態から想像できませんが、満開の花はクシュクシュに花弁を詰め込んだ菊のように咲きます。
こちらは純白の「グラミス・キャッスル(Glamis Castle、1992年、イギリス)」。病気に弱く、冬場、枯れてしまったかと半分諦めていましたが、どうやら生き返ってくれたようです。
満開の「エブリン(Evelyn、1991年、イギリス)」。イングリッシュローズの中では一番香り高いように感じます。アプリコットオレンジの色合いはまさにイングリッシュローズ!といった印象です。
それぞれ、今朝の瞬間を撮影したものですが、開花が進むと「えっ?」と思うくらい別の表情を見せてくれるのも、バラの楽しみのひとつでしょう。
キラキラした陽光を受けたバラもきれいですが、どうも僕が収集するバラは今日のような春雨のなかでしっとりと咲くのが似合う種類が多いように感じます。
きっと一日中、ボ~ッと庭を眺めていても絶対に飽きないことでしょう(笑)
ゴールデンウィーク、京都へ帰省している間に庭にあるいくつかのバラが開花しました。
まずは大好きな一重のバラ、デンティ・ベス(Dainty Bess、1925年、イギリス)。大きな花弁が風にゆらゆらと揺れる様はなんとも優雅です。
オレンジというよりゴールデン色と表現するのが相応しい「ゴルデルゼ」(Goldelse、1999年、ドイツ)。名前の由来は以前、こちらに書いたとおりです。
帰省する朝、撮影したチャイナ系の「コンテス・ドゥ・セーラ」(Comtesse du Cayla、1902年、フランス)。
で、帰ってきたらすでにピークを過ぎていました。でもこのバラはまだ次々と花を咲かせるので、ベストショットはこれからです(笑)
こちらは壁面に誘引したつるバラ「バター・スコッチ」(Butter Scotch、1986年、アメリカ)。
バター色というか、ミルクティーの色をした大輪の花を壁面いっぱいに咲かせてくれます。もうすでに数十ものつぼみがはち切れんばかりの状態でスタンバイしています。楽しみです。
おなじみの「カクテル」(Cocktail、1957年、フランス)。一重咲きの小振りなバラです。赤と黄色の単純なコントラストですが、白いフェンス一面に咲くとやはりきれいですね。
朝の陽光を透かした様子はまるで電灯が灯ったようです。
北側玄関横のカーポートのフェンスに少し絡ませて放ったらかしにしていましたが、今年は多くの花をつけてくれました。
庭や玄関横の植栽コーナーに、およそ40種類のバラが植わっています。すでに足の踏み場はありません(笑)
これからイングリッシュローズをはじめ、まだまだ咲きます。毎朝、出勤前の庭チェックが本当に楽しみなシーズンになりましたね。
春の陽射しをいっぱい浴びた庭では早くもルイ14世(Louis XIV、1859年、フランス)が咲いていました。今年の一番バラです。
しかし、このベルベット調の深紅のバラ、なかなか見たとおりには写真に写ってくれなくて苦労しました(笑) 手触り良さそうなベルベットの感触はなかなか伝わらないことと思います。逆にドクドクした葉脈がくっきり写っていたりして・・・難しいですね。
こちらは地面を割ってニョキリと太い芽を出したユリ、カサブランカです。
また、今年もこんにちは!
鮮やかなライムグリーンの葉を開かせはじめたニセアカシア「フリーシア」。
葉が繁ると特別な存在感を示します。
これに限らず、開かせたばかりの瑞々しいグリーンの葉はどれも本当にキレイだし、見ているだけで元気が出てきますね。
クンクンと鼻を鳴らして春の空気を吸い込んでいるパル君も気持ち良さそうです。
さて、ポカポカ陽気に包まれるかと思ったら、明日の日曜日は雨。来週も降ったり止んだりが続くみたいです。せっかくの春なのに自転車に跨るタイミングを捉えるのも難しいですね。
さて、2週間にわたって(だらだらと・・・、笑)行ってきたバラの剪定ですが、これで終わりにしたいものです。
大輪の花をいっぱい咲かせてくれるつるバラ、バタースコッチ(Butterscotch 1986 アメリカ)の根元からニョキニョキと伸びた2本の極太シュートを壁面に誘引します。でも昨年、誘引用に壁面に張った針金では高さが足りなくなり、もう一段高いところに1本張ることに。
針金のもう一方は、反対側のアリミサッシに開けた穴にご覧の通り結わいつけます。
ゴムびきの軍手をつけたままでは指先の細かい作業ができないため、素手で誘引しましたが、おかげでバラの棘で手の甲には無数のキズと血が・・・(笑)
バラの棘でやられたキズって結構ズキズキと痛みが残るんですよね。
さて、昨日以上に冷たい寒風吹きすさぶ中、鼻水たらしながら(笑)頑張ったんだから、いい花見せてくれよ! という感じでしょうか・・・。
来週末は天気がよければ久しぶりに自転車で遠出したいと思います。