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2013年8月10日 (土)

白馬三山、不帰キレット、唐松岳 二日目

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濃霧、強風に見舞われた「不帰(かえらず)」からの生還・・・

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一晩中、暴風に弄ばれたテントのなかでのたうち回りながらも睡眠十分(笑)な二日目。
テントを一歩出るや、あたりは一面の霧、そして変わらぬ強風・・・。東北から来ていた高校山岳部の面々は早くも出発準備完了。

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なんとか10m程度の視界は確保できそうなので、道迷いの心配はないでしょう。
とはいえ、前後に誰もいない濃霧のなかの稜線歩きはやはり不安なものです。

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テント場を出発して約30分で「天狗の大下り」。一気に標高差300mを下ります。その初っ端に現れた鎖場。これはタイトル写真から下りきったところで見上げた写真です。ビルの3〜4階から垂直下降する感じでしょうか(それにしても下りで良かった〜、笑)

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痩せ尾根、そして急峻な岩場。
でも濃霧のせいで崖下が見通せず、高度感を意識せずに済むのが幸い?

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「○」印は確認できるのですが、さて、どうやって登ろうか・・・(笑)

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不帰第1峰の頭で。登山者に出会うとホッ・・・。

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岩の隙間に可憐に咲く花に癒されながら。象さんの鼻のようなミヤマホツツジ。

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クサリも無いこんな岩を直登したり・・・

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こんなところで交差するなんて・・・見ているこちらもヒヤヒヤ(でも、濃霧で崖下が見えないため本人はへっちゃら?)

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で、晴れていればどんな崖っぷちだったのか、というと・・・
ネットで拾ってきた写真、ちょうど一枚上のすれ違い地点がここです。
おぉ、こんな崖っぷちだったんだ、ガクガク・・・

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花の収穫も次々と。名前、調べなきゃ!

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足場は確保できるので、慌てずゆっくり・・・。でも、晴れた日の高度感も味わってみたかったな(笑)

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チシマギキョウ。あまりに多く見かけるのでここに至るまで写真撮るの忘れていました。

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不帰2峰(北峰)を振り返って。しっかし、昨日浴びた紫外線で顔が真っ赤だな・・・(笑)

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おぉ、雷鳥発見!不帰2峰(南峰)へ向かう途中の稜線で。
調子に乗って近づくと、ささっとハイマツの中へ逃げてしまいました・・・

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「○」印。ここも直登ですか、はいそうですか・・・

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雨に濡れたチングルマ。咲き終わりも風情ある花です。

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おや、また雷鳥! 今度はつがいかな?

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時間はちょうど10時。唐松岳(2696m)に到着です。
天狗山荘前のテント場を出発して4時間。いやぁ、ガスガスとはいえ、なかなか楽しいキレット体験でした。

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そういえば昨年のGW、雪の唐松に来た時も結構ガスっていたなぁ。

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唐松岳頂上山荘へ向かう途中、コマクサ。ピークを過ぎて多くが変色しているなか、かろうじてピンク色を保っていた株です。

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さて、唐松岳頂上山荘。ここでブランチのラーメンとしましょうか。

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まったく見えないけれど、この濃霧の先にある剣岳に乾杯!

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唐松岳から八方尾根を下るにつれて少しずつ陽が射してきました。
でも、左側に見えるはずの白馬三山や不帰キレットは依然ガスの中・・・

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コバイケイソウも数多く目にしました。

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なんと可愛い!まるで絵に描いたようなオオサクラソウ。

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稜線後半はハクサンシャジンが咲き乱れていました。

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ニッコウキスゲとピンクのシモツケ。

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タカネマツムシソウ。

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不帰キレットのガスがとれるのを待ちますが、ちょっと無理っぽいなぁ。

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八方池まで下ると、一般観光客がわんさか。晴れていれば、湖面に白馬三山が映ったキレイな写真が撮れるのですが。

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あとは一般観光客に混じって整備された木道を歩くだけ。

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リフト、ゴンドラを乗り継いで一気に白馬八方まで。その後はちょうど出くわしたタクシーでJR白馬駅へ。
本当に変化に富んだ二日間の山行、無事終えることが出来ました。

本日の歩行距離、約9km。昨日と合わせ計約20km。
雪渓歩き、お花畑、強風の稜線歩き、一晩中暴風に揺さぶられたテント泊、ガスガスで何も見えないキレット越え、陽射しが戻った尾根下り、そしてお花畑・・・。
これだけ多彩な変化、風景をわずか二日間で体験できるお徳さはちょっと他の縦走コースでは味わえないメリットでしょう。素晴らしい夏の思い出を作ることが出来ました。

 

 

 

 

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