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2013年2月17日 (日)

赤岳(2899m)

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憧れの厳冬期赤岳へ。

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2/16(土)、JR中央本線各駅停車で。
今日はひとまず登山口までの行程なので茅野まで約3時間半ののんびり電車の旅。

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途中、小淵沢駅で乗換え。通過する特急列車が巻き上げる雪煙に「おぉ、さぶぅ」

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14時30分、JR茅野駅に到着。シーズン中は信州サイクリングによく利用する駅ですが、この光景は初めてかも・・・

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駅前のコンビニで夕食を買い込んで、美濃戸口行きのバスに。
車窓から見る風景。あたりはくっきり青空なのに、八ヶ岳の上だけ雲に覆われて・・・
(明日の天気は大丈夫だろうか・・・)とちょっと心配に。

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バスを降りたら目の前が本日のねぐら、八ヶ岳山荘。ここの2階が仮眠室として24時間、365日解放されているんです。

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これが仮眠室。布団にマットに毛布にシュラフ・・・。おまけに一晩中暖房が効いてポカポカ、ぬくぬく。これで2,000円/泊はリーズナブルでしょう!

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何本かビールを飲んで20時には就寝しました。
で、翌17日(日)は4時起床。山荘1階の食堂兼自炊室で朝食と出発の準備です。
あちらの2人組は昨晩名古屋からクルマでいらしたそうです。

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準備を整え、5:00ちょうどに出発。まずは美濃戸まで約50分の林道歩きです。
もちろん、あたりは真っ暗。ヘッデン頼りで。それにしても先行者のヘッデン、やけに明るいなー。どこの何ていう製品なんだろ(笑)

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5時50分、美濃戸山荘到着。さすがに入口付近の明かりだけではピントぶれぶれ。

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南沢ルートを辿ります。しばらく深い雪の樹林帯のなかを。

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出発から2時間半、この景色に会いたかった!
夏は流木が堆積している沢ですが、今は一面の雪。向こうに見えるのが横岳。

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8時15分。行者小屋到着。出発から3時間超の道のりでした。
正面に見えるのが今日の目標、赤岳。右手は中岳。

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行者小屋前の気温はマイナス17度。リチウムイオン電池が狂ったケータイはすでにシャットダウン。胸ポケットにしまっていたコンデジは残量半分の表示で息絶え絶え・・・。

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12本爪アイゼンを装着、ダブルストックをピッケルに持ち替え、さぁ、行きますよ!
文三郎尾根の取り付きは写真のとおりいきなり急登・・・

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樹林帯を抜けると左手にはゴツゴツ岩稜の横岳、そしてまあるい稜線の硫黄岳。

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振り返ると・・・、おぉ、結構な高度感ですなー(笑)

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一歩一歩、慎重に。アイゼン引っ掛けて転びでもしたら、引っかかるモノ、ありませんよー!

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行者小屋から約1時間。上級ルート、阿弥陀岳との分岐点に。

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頂上手前の岩場に取り付きます。
この時点では高曇りで視界を遮るような雲はありませんでした。むしろ360度の眺望を楽しみながらのピークハントでしたが、時おり激しく吹き荒れる突風に難儀しました。細かい雪(氷)のつぶつぶが顔面を直撃して痛いのなんの・・・。
ゴーグルが必要でしたね。

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振り返ると・・・、後続の赤いジャケット3人が見えるでしょうか。
それにしても、すごいとこ来ちゃったなー(笑)

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富士山が見えた!と思ったら、いよいよ・・・

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赤岳(2899m)、登頂です!

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狭い山頂ですが、ご覧のとおり沢山の登山者で埋め尽くされています。

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赤岳北峰に建つ頂上小屋。これから横岳へ向かうのでしょうか、強風を避けて準備に余念がないパーティー。

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それでは360度の眺望をご覧ください。まずは南南西方向の富士山から。

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続いて時計回りに、南アルプス。北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳がくっきり。
手前、山頂に黒い岩が見えるのが権現岳ですね。

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そして、北アルプスから後立山連峰へ。右手前、均整のとれた山は蓼科山。

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左手に谷川岳、中ほどは浅間山。

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まだまだずっと景色を堪能していたいところですが、余裕を持った下山も大切。

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赤岳をもう一度、振り返ります。
いやぁ、期待どおりどころか登頂の瞬間はここしばらく味わったことのない感動でした。

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行者小屋まで無事に下山。時間は12時50分、もうお腹ペコペコ。
そういや、ここを出発するときに半分凍ったアンパンひとつ頬張っただけだったな(笑)

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出発時はマイナス20度近かった気温も、今はプラス3度。あぁ、なんてポカポカなんだろう(笑)

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すっかり屋根まで雪に覆われた行者小屋。これじゃ、雪かきも大変。
でもこんな雪でもトイレだけはしっかり使用可能状態にしてくれている小屋番さんに感謝、感謝。

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赤岳から下山してひと息ついた人々もそろそろ帰り支度。

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じゃ、僕も朝来たルートを戻ることに・・・
どうです、この雪!いいでしょう!(笑)

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ありがとう、赤岳!また来る日まで!

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JR茅野駅へ向かうバスのなかから。昨日はすっぽり雲に覆われていた八ヶ岳、今日はほら、こんなに!
やっぱり、日頃のおこないかな?(笑)

本日の歩行距離、約16km。獲得標高差1400m。
3年前の秋に八ヶ岳縦走(赤岳、横岳、硫黄岳)を楽しみました。それ以来、ずっと憧れだった厳冬期赤岳登頂、ようやく果たせました。
もちろん赤岳はそんな憧れに応えてくれるどころか、その何倍もの感動を胸に刻ませてくれました。
これだから雪山は・・・。さて、次の目標はどこにしよう?

 

 

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コメント

441Mさん

和田峠ではどうも!
その後、どんな峠走ってらっしゃいますか?
私はこの時期、もっぱら雪山行きになっていますが、花粉が飛び交いはじめる頃、また自転車に復活します(笑)
どこかご一緒できるといいですね!

投稿: さだぼん | 2013年2月22日 (金) 21時53分

お正月の和田峠でお逢いしたSです。
私も親父や従兄弟の影響で多少山をかじった経験が有り、
いつも自転車だけでなく山行も楽しく拝見させて頂いて
おります。
30年ほど前、11月の連休で多少雪の着いた鳳凰三山が
唯一の雪山(と言うほどでは有りませんが)経験ですが、
今だ多少の雪遊び位ならと秘かに考えております。
くれぐれも無理をなさらず、お気を付けてお出掛け下さい。

投稿: 441M | 2013年2月22日 (金) 21時14分

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