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2012年6月10日 (日)

英国 CYCLO "OPPY" 1930s

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1930年代、オーストラリアに「超人」とうたわれた名選手がいました。「OPPY」との愛称で親しまれていたそうです。

 

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当時の英国CYCLO社の製品にはその愛称「OPPY」を冠した製品がいくつかありました。

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それまでのCYCLOスタンダードを小型軽量化し、スポーツ走行よりにチューンナップした"OPPY"。1939年のリリースです。
ケーブルの取り回しも従来のシートステイ〜トップチューブではなく、ダウンチューブに装着されたコントロールレバーへBB経由で向かいます。
この"OPPY"、もちろんサン・マンクスマンに組み込む予定です。

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そしてもうひとつの"OPPY"がこれ。針金細工のようなトークリップです。

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発売時期は変速機より少し早かったようで、1938年のCYCLO社カタログにすでに掲載されていました。
一本のピアノ線で作られたこのトークリップは「軽く丈夫で、最高級車両に装着するに申し分の無い製品だ」と書かれています。

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同じカタログの中のひとこま。
そう、この写真のBSAにまたがったサイクリストが「OPPY」で知られる、Hubert Opperman(1904-1996)その人です。

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ところが、よ〜く見てみると・・・。
変速機はまだ"OPPY"発売前なので仕方ないにしても、ありゃ、トークリップが"OPPY"とちゃうやんけー(笑)

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オッパーマン氏の足元をがっちりと固定したクリップは、どうやらこれのようですね。
う〜ん。さて、サン・マンクスマンにはどちらのクリップを使おうか・・・

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ところでこの当時の製品に付いてくるボルト・ナットの規格は、いわゆるウィットワース(WW、ホィットワースとも)。
写真の"OPPY"クリップに付属のナットは9.525mm。JIS規格の10mmスパナではナメてしまいそうですね。

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当時、工具をはじめ様々な自転車用アクセサリー類を発売していた「TERRY」社製のWW規格スパナセットです。左から、1/4、5/16、3/8、7/16インチ用となっています。
これだけ揃っていれば、込み入った場所の小さなナット類の締め付けにはたいがい間に合いそうですね。

 

 

 

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