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2011年3月27日 (日)

鷹ノ巣山(1737m)

2011_0327_045 スカッとした山に登って気分をリフレッシュ・・・。 そんな期待に見事に応えてくれた鷹ノ巣山ですが、想定外の深雪に足はヘトヘトでした・・・。

2011_0327_001 朝6時39分立川発奥多摩行きの青梅線に乗って。 奥多摩で待っていたバスに飛び乗り、今日の登山口、峰谷へ。
この時間の青梅線はいつもならハイカー貸切状態ですが、まだ山行き復活を躊躇してらっしゃる方が多いのでしょうか、乗客はまばら。
でもバスの中は僕も含め7組くらいのハイカーで埋まっていました。
この時期に平常どおりの運行をしてくれる西東京バスに感謝です!

2011_0327_002 鷹ノ巣山登山道の取りつきに位置する東京最奥の山岳集落、奥集落です。
霧氷で真っ白になった木々に囲まれた集落の写真を撮りたかったのですが、今日は朝から快晴。
すでに額から、頬から汗が流れはじめました。

2011_0327_004 いよいよ鷹ノ巣山へ・・・

2011_0327_006 ほどなく浅間神社鳥居に到着。

2011_0327_008 浅間神社の祠を過ぎたあたりから本格的な積雪となります。 標高はすでに1000mを越えています。

2011_0327_009 シャーベット状、ところにより凍りついている・・・という状態だったので持参した軽アイゼンを装着することに。

2011_0327_015 青空を背景にした雪景色のブナ林・・・。 そんな中を一人黙々と歩いていると本当に心が洗われるようです。

2011_0327_016 浅間神社から約1時間半。 久しぶりの山歩きのせいか、あまりに足が重く途中、何度も休み休みの登り行程でしたが、やっとの思いで避難小屋までたどり着けました。
小屋前のテーブルで一休み・・・。
向こうに見えるまるでスキーゲレンデのような防火帯が鷹ノ巣山へ続く石尾根です。

2011_0327_029 ゲレンデのごとき、石尾根をグイグイ登って振り返ると・・・
右に見えるのは七ツ石山、そして正面には飛龍山の向こうに南アルプス連峰がよく見えます。

2011_0327_027 もう少しズームしてみましょう。

2011_0327_032 避難小屋から約30分。 もうすぐ鷹ノ巣山の山頂が・・・

2011_0327_034 あいにく真正面の富士山は半分雲に隠れてしまいましたが、奥多摩~丹沢に至る山々の稜線の美しいことと言ったら・・・
山頂の雪は20~30cmといったところでしょうか。 「こんなに雪が深いとは思わなかった」と隣りで休んでいた男性。
山頂の気温はマイナス2℃。 でも昨日のような風はまったくなく、とても穏やかに眺望を楽しむことが出来ます。

2011_0327_021 富士山のズーム。
う~ん、もう少しだったんですけどね。

2011_0327_036 さて、時間もちょうど正午となったので、昼食の準備にとりかかります。
朝、7-11で買った鶏ちゃんこ鍋に、おにぎりのご飯を混ぜて、鶏ちゃんこ雑炊?
僕の鍋のいい香りが山頂一帯に漂い始めたかと思ったら・・・

2011_0327_041 すぐそばに陣取ったパーティーもなんだか美味しそうですね・・・(笑)

2011_0327_049 さて、お腹も満たされたら、そろそろ帰路につくことにしましょうか。
避難小屋まで戻って七ツ石山を登り返す、という案もあったのですが、ここはおとなしく石尾根を奥多摩駅方面へ下ることにします。
しかしこのルート、気持ちよさは最高なんですが、やたら距離が長いことが玉にキズ。
奥多摩駅まで延々3時間半の帰路につきます。

2011_0327_055 枝ぶりの立派な大木ですね。

2011_0327_056 とにかく雪が深いので、先行者のトレースに一歩一歩あわせて歩を進めますが、体力の消費量はバカになりません。

2011_0327_066 さすがにこの長丁場のルートで帰る人はいないのか、僕の前後には誰も・・・。
どうせ誰も来ないんだから、とセルフタイマーで(笑)

2011_0327_069 本日の新兵器はコレ!
iphoneアプリの「AR 山 1000」です。
通常、山座同定といえば、地図とコンパスで今見えている山の名を特定するわけですが、これはそれをGPSと電子コンパスで自動的にやってしまう優れモノなのです。
「あ、あの山、何ていうんだっけ」と思ったらアプリを立ち上げて知りたい山の方角にiphoneのカメラを向けるだけ。
するとファインダーに映し出される山々の名が瞬時にご覧のとおり・・・
これはすばらしいアイデアですね。 もちろんGPSは3G回線が圏外でも動作します。
iphoneを山へ持ち込む楽しみを大きく広げてくれる山座同定アプリ、しかも無料です!

2011_0327_075 そんなことを楽しみながら、コーヒーを沸かしてちょっと小休止です。
ここでアイゼンを外しましたが、アイゼンはもちろんゲーターも雪でぬかるんだ泥でドロドロになっていることに気がつきました。

2011_0327_077 さあ、コース終盤は薄暗い杉の植林帯を歩きます。
が・・・、こんなことならさっきアイゼンを脱ぐんじゃなかった・・・(笑)

2011_0327_078 雪が終わったかと思ったら、今度は深い落ち葉の散策路・・・
しかし、気を緩めるわけにはいきません。 だって、厚く積もった落ち葉の下はドロドロの泥濘状態。 落ち葉とともにズルッと身体をもっていかれちゃいます。
ダブルストックで堪えましたが、何度も滑って尻餅をつきそうに・・・

2011_0327_080 今日も無事に下山することができました。 ありがとうございます。

震災から二週間。 いまだ毎日のようにやってくる余震、それに東京電力の”無計画”停電の影響による鉄道の運休など、輪行や山歩きの計画がなかなか立てづらい毎日が依然として続いています。
そんな中、そろそろ爆発しそうな欲求不満の解消にと、交通も安定してきた奥多摩の山歩きを思い切って決行しました。
気持ちのよい石尾根を歩けるだけで十分と思っていたのに、思いがけず30cm近い積雪の山歩きを満喫することが出来、本当に行って良かった鷹ノ巣山でした。
本日の歩行距離、約17km。

 

 

 

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