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2010年10月22日 (金)

八ヶ岳縦走 赤岳(2899m)

2010_1022_081 八ヶ岳連峰の最高峰、赤岳(2899m)。
天界に足を一歩踏み入れた・・・。 頂上に立った瞬間、そんな感覚に身震いしました。

2010_1022_003 早朝のスーパーあずさ号で茅野へ。 そこからバスで起点の美濃戸口へ向かいます。
標高1500mのこのあたりはすでに色とりどりの紅葉。

2010_1022_012 残念ながら今日は曇り空。 標高1700mの美濃戸山荘手前の山の様子ですが、晴れていればもう少し色鮮やかに撮れたかもしれません。

2010_1022_014 さあ、八ヶ岳への登攀開始です。

2010_1022_016 今日は会社関係の仲間4人が集まりました。 金曜日でしたが、うまく休暇が調整できたようです。

2010_1022_018 美濃戸山荘から八ヶ岳へは北沢と南沢のコースに分かれます。
今回、登りは南沢、下りに北沢コースをとることにしています。

2010_1022_020 この程度の道は普段から奥多摩周辺で慣れているのですが・・・

2010_1022_024 少し遅めの昼食になりましたが、それぞれ使い込んだストーブを出して、カップ麺をすすります。

2010_1022_030 茅野からの路線バスの時刻の関係から遅めのスタートとなっているため、早々に昼食休憩を切り上げ歩き始めます。

2010_1022_032 流木が堆積した白川原あたり。

2010_1022_035 予定通り、14時30分に行者小屋に到着。
向こうにそびえるのは、明日、縦走予定の横岳(2829m)ですね。

2010_1022_044 行者小屋からは文三郎尾根ルートをとりますが、これが予想以上に難コースでした・・・。
しばらくは林の中の九十九折れの急勾配をハァハァ言いながら。
続いては鉄の長い長い階段です。 この階段、あまりに勾配が急すぎて四つん這いでないとおっかなくて進めません。

2010_1022_048 ご覧のとおり、一気に標高を稼ぎます。 真ん中に見えるのが行者小屋。

2010_1022_050 しかし、あまりの急登にオヤジ連中はもうヘロヘロです(笑)

2010_1022_055 阿弥陀岳(2805m)を背景にすました顔をしている僕も、実はもう足パンパン、心臓バクバクの状態なんです。

2010_1022_059 鉄の階段がようやく終わると今度は浮石だらけのガレ道。

2010_1022_062 阿弥陀岳の山頂とほぼ同じ高さまで進んだようです。

2010_1022_063 で、最後の100mにご覧の岩登りが待ち受けていました・・・
三点支持でしっかり岩に身体を寄せながら登らないと。 うしろにひっくり返ったら・・・、死ぬだけです。
ところがよりによって右足の膝裏の筋肉がこのあたりで痙攣し始めました(おいおいっ・・・、笑)

2010_1022_073  ふと後ろを振り返ると・・・
そういえば高所恐怖症であることを忘れていました!

2010_1022_078 ようやくたどり着いた赤岳頂上。
時計の針は16時50分。 なんとか日没までにギリギリ・・・。
頂上と目と鼻の先にあるのが、今夜のねぐら、赤岳頂上小屋です。

2010_1022_085 小屋のドアを開けた途端、安堵と疲労と興奮が一緒くたに湧きあがり、くらくらと目が回ってしまいました。

2010_1022_088 夕食は17時。 ザックを置いて休む間もなく、食堂へ。
あれだけ楽しみにしていたビールを注文することも一瞬忘れてしまうくらい、呆然とする仲間たち・・・(笑)

2010_1022_091 ようやく正気を取り戻した僕たちはビールで食事を平らげたあとも、持ち込んだウイスキーと缶詰類で消灯の20時まで過酷な登攀を何度も何度も振り返るのでした・・・
(写真右手には雲の上に槍ヶ岳をはじめ北アルプス連峰が見えています)

さて、標高2900mで見る夢はいったいどんな夢になるのでしょう。
明日はここ赤岳頂上から横岳、そして硫黄岳を縦走です。

 

 

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コメント

taro427scさん、こんにちは。

年末年始休暇もきっと大勢の山男たちで賑わうのでしょうね、あの小屋は。
文三郎尾根は無雪期でも「あれを下れ!」と言われれば絶対拒否します(笑)四つん這いで後ろ向きにあの長い鉄階段を下りるなんてまっぴらですから・・・
まだ駆け出しの山歩きですが、でも今回の八ヶ岳縦走でひと皮剥けたことは間違いなさそうです。
山についてもいろいろ教えてくださいね。

投稿: さだぼん | 2010年10月24日 (日) 15時17分

懐かしいルートですねェ。
もう20年も前の事ですが年末年始の休みを利用して逆ルートですが 赤岳鉱泉から硫黄岳~横岳~赤岳へと縦走して文三郎尾根から行者小屋へ。
色々と思い出に残る山行でして赤岳鉱泉では登山家の故長谷川恒男氏と偶然お会いしたり(この翌年、氏はウルタルⅡ峰で遭難、帰らぬ人となられました)赤岳頂上小屋では信州大学ワンゲル部の諸君と大盛り上がりの新年会、文三郎尾根からの下りは雪がたっぷりでしたんで「グリセード」ならぬ「尻セード」で滑り降りてきたり・・・、もう何年もピッケルの出番がありませんが また磨きたくなりますねェ。

投稿: taro427sc | 2010年10月24日 (日) 01時37分

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