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2010年9月19日 (日)

杖突峠(1247m)、分杭峠(1424m)

2010_0919_056 サイクリングに絶好の季節到来ですね。 一日でも早い秋に触れたくて訪ねたのはあまりに多くの人に知れ渡ってしまったこの峠でした。

2010_0919_001 この杖突峠から分杭峠をめざすつもりが道を間違えてしまい、やむなく高遠から伊那へ抜けざるを得なかった一年前のリベンジでもあります。

2010_0919_009 今日の杖突峠は快晴。 180度のパノラマを無料展望台よりしばし堪能。

2010_0919_011 ゴルフ場横を抜け、芝平峠を目指します。

2010_0919_012 途中、千代田湖で小休止。 時間はまだ11時過ぎでしたがここからの少々厳しい登坂に備えオニギリでお腹を満たしておきましょう。

2010_0919_015 道の両端もすっかり秋の装いです。

2010_0919_018_2 昨年、どういうわけかたどり着けなかった芝平峠(1469m)にようやく・・・

2010_0919_019 県道芝平高遠線は前半約3kmがダートとなっています。 写真は起点付近なのでそれほどでもないですが、後半はかなりガレたダートとなり、慎重に走らないと勢い余って横を流れる沢に突っ込んでしまいそう。

2010_0919_021 集落近くになると舗装路に変わり、快適なダウンヒルが楽しめます。 でもダウンヒルを楽しむよりもついつい足を止めたくなる景色がいっぱいです。

2010_0919_035 今回、国道152号を直進ではなくこのコースを選んだのは、ダートを走りたかったわけではなく、この廃校跡を訪ねたかったからです。 旧高遠町立三義小学校です。
近づいてみると何やらピアノを奏でる音が聞こえてきます。 廃校跡を訪れる客への演出か?と思ったのですが・・・

2010_0919_024 体育館の中をのぞくと、素敵な女性がひとりでピアノを演奏していました。 えっ、何これ?と戸惑いつつ、体育館の周りをひと回りしてみると・・・

2010_0919_033 今日と明日、この廃校跡の体育館で音楽祭が行われるということだったんですね。 彼女は今夜の本番に向けて練習中だったというわけです。

2010_0919_064 彼女の名は「小高嘉子」。 サキソニストとしてご覧のCDも発表しています。
しばらく体育館の入口に佇んで聴いていたのですが、奏でるピアノがあまりにいいメロディだったので、つい「その曲は何というのですか」と声をかけてしまいました。 「オリジナルなんですがまだ発表していないんです」 「では発表済みの曲を聞かせてください」とリクエストして演奏してくれたのがこのCDに収録されている「里の薫り」。 CDのサックスもいいですが、目の前で弾いてくれたピアノはこの廃校跡の雰囲気にぴったりでとても素敵でしたよ。 旅先で思いがけず豊かな時間を過ごすことができました。 次のCDも楽しみに待っていますね。

2010_0919_028 廃校跡の体育館での演奏会・・・、なんて素敵な企画なんでしょう。 ついつい夜の演奏会までここで時間をつぶしたくなってしまいました。

2010_0919_038 旧三義小学校を後にしてさらに進みます。
この高遠という町、152号を走っても旧街道の趣にどっぷりと浸れますが、この芝平高遠線も実に風情豊かな表情を見せてくれます。

2010_0919_040 庚申塚や火の見やぐら・・・

2010_0919_041 パックリと割れた栗・・・

2010_0919_044 黄金色まであとわずか・・・

2010_0919_046 さて、高遠から美和湖を経て、152号を一路分杭峠へ。
昨今、ゼロ磁場のパワースポットして多くの観光客を集めているということでしたが、峠頂上へ観光客をピストン輸送するバス乗り場付近の駐車場にはこんなに多くのクルマが・・・。 峠はいったいどんな事態になっているのでしょうか(笑)

2010_0919_049 マイクロバスで往復する観光客にはわからないこの辛さ・・・。 勾配10%の登坂が延々と続きます。

2010_0919_055 先ほどの駐車場から約1時間。 ようやく分杭峠に到達です。

2010_0919_058 タイトル写真でご覧いただいた標識の横に自転車を置いて、徒歩7~8分の水場へ行ってみようかと思案していると・・・。 観光客のひとりがiphoneのコンパス機能でゼロ磁場をデモンストレーションしてくれました。
最初、北を指していたコンパスの針が、わずか30cmほど移動させただけなのに180度クルッと回転して正反対の方向を指すではありませんか! ひぇ~、これがゼロ磁場体験ってヤツですかっ。

2010_0919_061 コンパスがクルッと反転した”ゼロ磁場”で遠望をながめつつ16時半近くまで過ごしたでしょうか。 そろそろ駒ヶ根へ帰ることにしましょう。
と、峠下のシャトルバス乗り場に眼をやると・・・、まだまだ観光客の列は延びていく一方。 いったい何時になれば最後のひとりを送り届けることができるのでしょうね(笑)

2010_0919_062 駒ヶ根に向かう県道49号はご覧のとおり、とても快適かつ豪快なダウンヒルを楽しむことができました。

2010_0919_065 しかし、1時間に1~2本の飯田線に揺られること約70分。 とっぷりと日が暮れた寂しい(旅情豊かな?)岡谷駅で特急あずさ号を待ちました。

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本日の走行距離、70km。
暑かった夏も終わり、少しでも早い秋に触れてみたいと訪ねた信州ですが、まだ少し夏の余韻が続いているようでした。 それでも楽しみにしていた場所で思いがけず素敵な音楽に接することができ、サイクリングならではの旅を満喫することができたようです。

小高嘉子HP http://kodakayoshiko.com/

 

 

 

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コメント

くろだ さん

こちらこそ毎日「木黙庵」の記事を通じて故郷京都の様子を伺い知ることを楽しみにしております。
今夏の京都の猛暑には1932年生まれの両親も相当参った様子でしたが、同世代のくろださんがお元気に駆け抜けておられるのにただただ驚くばかり。
自分もかくありたい、などと思いますがさて・・・。

日常走る奥多摩や秩父とはやはりスケールというか懐の深さがまるで違います、信州は。
ぜひ、足をお運びになってみてください。ご一緒できればなお嬉しいです。

投稿: さだぼん | 2010年9月25日 (土) 20時27分

さだぼんさん ご無沙汰しております。

奥多摩の様子や信州の山岳レポは京都から拝察しますと、憧れの強いものがあります。

従是北 高遠領の風景に、廃校での素晴らしい音楽との出合い、すべて貴君の臆せぬ行動の賜物と思っております。それを遠く離れて拝見できるのですから有難い事といつも見させてもらっています。

自転車というものは貴君の趣味の一部でありましょうが、私は自転車に乗りだして、じつに多くの方達とお会いでき多くを見聞きし、その広さ深さを知りまして心豊かにさせてもらっています。

なかなか行動は伴いませんが、一度は長野の国境に立ってみたいと思います。
有難うございました。

投稿: くろだ かん | 2010年9月25日 (土) 09時42分

yossyさん、こんばんは

ライヴは盛況でしたか?

私もあのままずっと夕刻の開演を待っていたい気分でした。
どんなお土産や写真より、そこで出会った音楽というものがその旅の思い出をこれほど深く心に刻んでくれるということを今回実感できました。
私こそ出会いに感謝しています。

次回のライヴも頑張ってください。

投稿: さだぼん | 2010年9月22日 (水) 22時00分

さだぼんさん>
思いがけない所でお会いできた事に感謝しております。
CDをお買い上げ下さりありがとう御座いました。
来月に廃校の音楽祭の時とほぼ同じメンバーで
ライヴがあります。
ご都合宜しかったらお越し下さいm(__)m


10/7(木) 銀座シグナス

 http://www.jazz-cygnus-aries.co.jp/cygnus/cygnus.html


投稿: yossy | 2010年9月22日 (水) 15時12分

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