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2010年5月 2日 (日)

嵯峨野ポタリング

2010_0502_006 この風景をひと目見ないことには帰省した実感が湧かない・・・、そんな風景って誰の心の中にもあるものでしょう。

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僕にとって、そんな風景のひとつがこれです。

京福電車嵐山線(通称:らんでん)、等持院駅を20mほど南から。
子供のころ、近所の友だちと連れ立って通った「花の湯」、隣りの床屋、その向かいには毎日行かないと気が済まなかった駄菓子屋、そしてもう営業していない「衣笠食堂」。 土曜の昼下がり、この店からおばちゃんが岡持ちで配達してくれるきつねうどんは最高に美味しかった。
この写真を見るといつだって昭和40年代の「あの頃」にタイムスリップできそうです。

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遊び場のひとつ、妙心寺境内。 遊び場であると同時に夏休みの宿題の写生もここで手軽に済ませることが多かったなぁ・・・。

でもあの頃は境内に無数にある門のひとつひとつに関心を寄せることなどなかったけれど。

 

2010_0502_003 「開山堂唐門」。 よく見ると重要文化財と記されていますね。
後小松天皇の皇居の門が室町時代(1403年)、寄進され移築されたとあります。

あれから40年近くの月日が経ってもなお、訪れるたびにひとつひとつ新たな発見を繰り返しているようです。

 

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一条通を西へ走り、広沢の池へ。

太秦の広隆寺を建立したことでも知られる渡来系氏族の秦氏により造られたとされます。
向こうに見える、池に突き出した小さな観音島にはあの頃の僕と同じようにザリガニ釣りを楽しむ子供たちでいっぱい(笑)

 

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秦氏により開墾された嵯峨野一帯に広がる田園風景。

あぁ、また京都に帰ってこれたんだ・・・と。

 

 

 

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GWですからさぞかし多くの人出と想像はしてみるものの、せっかくですからもう少し足を延ばしてみましょう。

140年以上の歴史を持つお豆腐屋さん「森嘉」。 いつ見てもえらい行列ですね。

 

 

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人力車引きのお兄さん、汗を拭いながら「今日はもう朝から走りっぱなしですわ」

 

 

 

2010_0502_015 化野念仏寺に向かう石畳の小路に沿った家並みは保存会により維持されています。

 

 

 

2010_0502_016 手入れの行き届いた見事な茅葺ですね。

 

 

 

 

2010_0502_018 観光客の人混みは念仏寺入り口でぱったりと途絶えます。 鮎料理に舌鼓を、という客以外はわざわざここまでいらっしゃらないようです。

 

 

 

2010_0502_021_2茅葺のこの外観だけでも見て帰る値打ちはありそうなんですけどね。

 

 

 

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さて、戻ることにしましょう。 

ここは芭蕉の門人、向井去来の遺跡「落柿舎」。 入り口にかけてある笠と蓑が主人在庵のしるしとか。

 

 

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最後は大覚寺。

いえ、境内には入らずに大沢の池を見るだけなんですが(笑)

 

 

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平安時代、嵯峨天皇の築造による日本最古の庭池です。

 

 

 

 

昨日の鯖街道、京都縦走の疲れでくたくたの身体でしたが、この一帯をポタリングするだけで生き返れます。
もちろん、実家から徒歩10分の"聖地"アイズバイシクルに立ち寄ったことは言うまでもありません(笑)

 

 

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