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2009年12月13日 (日)

塩山ころ柿の里 御坂峠(1300m)

2009_1213_013 初冬の風物詩、ころ柿の天日干しのニュースに接し、この色をぜひ実物で見てみたい・・・と「ころ柿の里」へ出かけてみました。

2009_1213_032_3 そして、どうせ塩山まで行くなら以前から走ってみたかった御坂峠へ足を延ばしてみることにしました。 この峠には楽しみにしていたことがひとつあったのです。

2009_1213_042 今日のサイクリング、実は新聞で紹介された「ころ柿天日干し甲州市で最盛期」(毎日新聞夕刊、2009.12.8)との記事がきっかけでした。

新聞紙の印刷とはいえ、何とも言えぬきれいなオレンジに妙に心惹かれるものがあったのでしょう。

 

2009_1213_001 さて、JR塩山駅にはいつものスーパーあずさ1号が停車しないため、頑張って早起きして6時43分立川発の各駅停車で出発です。

到着後、さっそく「ころ柿の里」を探訪です。

道祖神とランドナー。 本当によく似合う風景です。

 

2009_1213_003 これは武田信玄の菩提寺、恵林寺ですね。

紅葉の時期はさぞかし参拝客も多かったことでしょう。

 

 

 

2009_1213_005 恵林寺の裏手に、小川の水を受けて回る水車小屋がありました。

ところが、いくら走り回っても新聞記事の写真のような「ころ柿天日干し」の風景が目に入ってきません。
家の前を掃除していた奥さんに「どのあたりなんでしょう?」と尋ねると、「もうほとんど吊るしから棚干しに移行しているから絵にならないかもしれないけど、恵林寺そばの岩波さんならまだ見れるかも」と丁寧に教えていただけました。

2009_1213_011 すぐに見つけることができました、岩波農園さん。
「スミマセン、写真撮らせてもらっていいですか」と園内へ・・・。 あっ、新聞記事に写っていたのはここだったんだ!

なるほど、確かに新聞記事のような干し柿の簾はすっかりまばら。 でも棚にはびっしりと並んでいますね。

 

2009_1213_009 あいにくの曇り空のため、本来の発色ではないのかもしれませんが、それでも日本古来といった感じの色合いが見事です。

 

 

 

2009_1213_014 園内で作業をしていたおばさんのひとりが「よかったらコーヒーでも飲んでいきなさい、私たちもお茶にするから」と。 
恐縮しながらいただいていると、今度は「これ、ちょっと皮が裂けちゃった失敗作だけど、美味しいところだけでも食べていって」と出来たての干し柿を手渡してくれました。
実は干し柿は食べず嫌いというか、幼い頃に祖母の家で食べて以来、クチにしたことがありませんでした。

で、ガブッとひとくち食べてみると・・・、「うわぁ!干し柿ってこんなに美味しいものだったの?」と思わず叫んでいました(笑) 中でトロットロにとろけた柿の実がたまりません。
さっそくお土産用に大きいのを3個包んでもらいました。

2009_1213_020 なんだか、朝一番からとってもいいことがあったような気分で、次の目的地である御坂峠を目指します。

甲州盆地もすっかり冬の佇まいです。 残念ながら冠雪した南アルプスの山々は雲に覆われていました。

 

 

2009_1213_023 R137に合流したあたりからダラダラとした登坂が始まります。
御坂峠まで約20kmの長い登坂のスタートです。

途中、御坂峠へ向かう旧道(写真左)に分岐。 ここから御坂峠まで約6km、平均勾配6%となります。

 

2009_1213_024 勾配6%ですので、クルクルと楽に回して登れます。

葉が落ちたこの時期でもあまり眺望はききませんが・・・。

 

 

 

2009_1213_025 で、かねてより御坂峠を登る楽しみだったのがこのトンネル「御坂隧道」です。
旧笹子トンネルと同様、登録有形文化財として指定されているそうです。

いやぁ、趣きたっぷりのトンネル入り口ですね。 期待どおりでした(笑)

ちなみに河口湖側の扁額は「天下第一」(第は略字)。

2009_1213_030 トンネルを抜けると・・・。 晴天なら真正面に大きな富士山が見えるはずなのですが、今日は曇天。
かすかに河口湖の湖面が確認できるだけでした。

ここでおにぎりを食べて昼食とする予定だったのですが・・・。
さすがに寒すぎます(笑)

 

2009_1213_035 上の写真の手前側にある「天下茶屋」。

昭和13年、作家太宰治がこの2階の一室で約3ヶ月の日々を過ごし、「富嶽百景」を著したといいます。

ここで太宰も好んで食べたという熱~い「ほうとう」をいただくことに。

 

2009_1213_041 登坂でたっぷりかいた汗が峠頂上まできてすっかり体温を奪ってしまいましたが、このほうとうでまた芯から温まることが出来ました。

 

 

 

本日の走行距離53km。 河口湖まで下りてきた時点で雲行きもかなり怪しくなっていたので、無理せず富士急行富士吉田駅から輪行としました。
絶品のころ柿に出会え、また気になっていたトンネルを確認することも出来、距離的には大変短いランでしたが、日没の早いこの時期はこのくらいがちょうど良さそうです。

 

 

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