« 五日市ほうとう 秋祭り | トップページ | 杖突峠 (1,247m) »

2009年9月20日 (日)

レアパーツ ミーティング

2009_0920_008 雲ひとつない絶好のサイクリング日和でしたが・・・。

2009_0920_003 こんな日にサイクリングにも行かずに、オタク仲間が集合したのはここ代々木公園。
ちょっと珍しいパーツ類を囲んで自転車談義を楽しもう、という企画でした。
メンバーはSUNBEAMミーティングの3人に、今回新たに英国車好きのKさんが加わりました。

 

2009_0920_039 まずは英国車師匠、Iさんの今回のマシンは50年代のカンビオ・コルサ仕様のチネリ(!)です。
一年以上前に写真で拝見してはいたのですが、本日ようやく実物を目にすることが出来ました。

 

 

2009_0920_009 まず目が行くのがこのチネリマークの入ったマッドガード。
「オリジナル?」
「いや、レプリカ・・・(笑)」
とのことでしたが、松葉ステーだけでン万円!とか。
確かに円錐状の袋ナットなど見事ですが、それにしても・・・(笑)

 

2009_0920_012 僕もイタリア車を一台持つならこのカンビオ・コルサ仕様を、と思っています。
ところがいざ実際に動作させるとなると、そもそも走行しながらレバーに手が届くかどうかなど、確認すべき基本的なポイントがいくつかあるようです。

 

 

2009_0920_023 続いてはKさんの「Ephgrave(エフグレーブ)」です。
大阪のU塗装で仕上げられたオフホワイトのフレーム。 黙っていても引いてもらえたというファンシーラグの縁取りもキレイです。

 

 

2009_0920_026 このマシンはフレームそのものの美しさもさることながら、このブレーキが本日のミーティングテーマに相応しいレアモノでした。 メーカーは「B.T」。
アルミのプレートに挟まれたセンタープル方式ですが・・・。

 

 

2009_0920_045 ブレーキレバーを引くと、このように千鳥に相当する部分が、両サイドのアームを持ち上げる機構です。
往年のフランスのブレーキ、「Bebolux」と同じですね。

それにしても惚れ惚れするヘッドやクラウンのラグワークです。

 

 

2009_0920_042 実はこのブレーキ、驚きは本体の機構だけではありませんでした。

左写真のとおり、ブレーキワイヤー端が細いビス一本でレバーに固定されているのです(赤い矢印部)。
パニックブレーキ時の安全性を考えるとちょっと怖い気もしますが・・・。

 

2009_0920_049 さてすでに見たとおり、車両やそれに装着されているパーツ自体かなりレアなのでもう満腹状態なのですが(笑)、それぞれが持ち寄った「珍しいと思うパーツ」を披露することに。

これはIさん所蔵のパンク修理キットです。 なんと「Constrictor」社じゃないですか! ダンロップやジョンブルの缶はよく見かけるし僕も持っていますが、これは初めて見ましたね。

2009_0920_050 もっとも、中身のゴム糊やパッチはとうに賞味期限が切れており、使えないと思いますが・・・。

 

 

 

2009_0920_059 僕的には本日最高のレアモノと思われたGBのブレーキケーブル・ラブリケーター。

一見、フツーのワイヤー留めなのですが・・・

 

 

 

2009_0920_060 裏から見るとご覧のとおり、2本のアウターワイヤーレールにそれぞれオイルニップルが!

実用になるかどうかはともかく、こんなことをマジメに考えるGB社のエンジニアの心意気に大いに拍手です(笑)

 

 

2009_0920_051 これはフランス製のパーツのようですが、ヘッドランプ、テールランプのON/OFFスイッチのようです。

 

 

 

2009_0920_057 それにしても次から次へと珍しいモンが出てきます(笑

こちらは一本レバーのウイングナットです。 メーカー不詳ですが、フランス製でしょうか?

 

 

2009_0920_054 Kさんからは、このブルーメル製のリフレクターを見せていただきました。

これだけ奥行きのあるガラス製のリフレクター。 どんな光にどんな風に反射するのか、見てみたいものです。

 

 

2009_0920_061 キャラダイスの大きなサドルバッグをTOEIランドナーにぶら下げて僕が持ってきたのはフロント変速機のコレクションでした。

 

 

 

2009_0102_012 まずは英国CYCLO社のチェーン引きタイプ。 1950年代後半でしょうか。

チェーンを下に引くわけにはいかないので、恐らくシートチューブに付けたレバーで操作することを想定したものと思います。

 

 

2009_0314_001 同じくシートチューブのレバーで操作するフランス、SIMPLEX社の"JUY 39"。 製品名どおり、1939年の発売のようです。

 

 

 

2009_0110_033 これは上の"JUY 39"の流れを汲む"JUY 56"。 厚歯、薄歯の両方に対応できるよう、プレートの幅を調整できるビスが付加されている以外はほぼ"JUY 39"と同じ仕様です。

 

 

2009_0102_013 お馴染みのSimplex社"Competition"。 こちらの"Competition"は、ロッド端のつまみがプラスチックであること、カバープレートが黒金の月桂樹であることから1950年代後半の製造と思われます。

 

 

2009_0222_001 続いてはフランス、HURET社のヘリコイド式"RIGID"。 1952年にお目見えし、翌53年にはルイゾン・ボベがこれを装備したマシンでTour de France初優勝でした。

しかし、今日のミーティング・メンバーで話題になったのは「こんなにチェーンリング間近に位置するレバーを本当に操作した(できた)のだろうか」という疑問です。
たしかにこの位置のレバーを操作するとなるとかなり手を伸ばさないと届かないですよね(笑)
Kさんいわく「一応、変速機は付いていたけど、実際のところフロントの変速などしなかったたんだよ」・・・。 さて、本当のところはいかに?

2009_0327_004 最後はイタリア、Campagnolo社の"Sport"。 とにかく「可愛い」変速機です。

 

 

 

とまあ、ひとくちにフロント変速機といってもその機構は様々。 タケノコバネをチェーンで引いたり、レバーを前後に倒すかと思えば、左右に振るやつがあったり、あと写真にはありませんが、英国CYCLOのロッド式はロッドをひねる方式を採用していました。

2009_0920_047 さて、そんな風にワイワイおしゃべりを楽しんでいたらあっという間に3時間半経っちゃいました(笑)

 

 

 

 

次は10月17日、関戸橋でまたお会いしましょう。 本日の走行距離52km。

 

 

|

« 五日市ほうとう 秋祭り | トップページ | 杖突峠 (1,247m) »

サイクリング」カテゴリの記事

コメント

km/hさん

こちらこそ!
km/hさんから伺ったメッキ話、バフがけ話、大変参考になりましたよ。
私はもっぱらウエス+ピカールの手磨き派ですが、磨きも全体のバランスが重要とのこと、改めて認識できました。
まったく奥深い道楽ですね、自転車って・・・(笑)
ではまた関戸橋で!

投稿: さだぼん | 2009年9月21日 (月) 00時36分

本日はありがとうございました。
木漏れ日の下でのオタク談義楽しかったです。
チェンジの仕組み、あらゆる方式が考えられ
売られていた事が現物で確認できる素晴らしい機会でした。

投稿: km/h | 2009年9月20日 (日) 23時25分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 五日市ほうとう 秋祭り | トップページ | 杖突峠 (1,247m) »