« 京都美山 佐々里峠 芹生峠 | トップページ | 渋峠 (2,172m) »

2009年8月12日 (水)

奈良奥山ドライブウェイ 大和高原

2009_0813_007 お盆休みの帰省サイクリング第二弾は・・・、大和高原へと向かいました。

2009_0813_001 昨日と同様、朝6時台の電車に乗り込んで奈良へ向かいます。

JR奈良線の車内。 天井の扇風機というのも今や希少価値?でしょうか。

 

 

2009_0813_005 奈良駅で自転車を組み立てたら、まずは東大寺へ。

 

 

 

 

2009_0813_009 今日、どうしても写真を撮りたかったのがここ。
二月堂の裏参道です(タイトル写真も)
土塀など、地元京都にだって嫌と言うほどありますが、この場所の風景にはいろんなところで写真をみて憧れていました。

 

 

2009_0813_016 さて念願かなって気を良くして奈良奥山ドライブウェイに入ったのはいいのですが・・・。

朝一番からのこの登坂はキツイです(笑)
クルマの往来が無いのをいいことに、対向車線も含めて少しでも勾配の小さいラインをとりながらの走行です。

 

2009_0813_018 登りきったところで迎えてくれたのがこの大勢の鹿たちです。

 

 

 

2009_0813_020 そう、ご存知「若草山」ですね。

あれだけキツイ思いで登ったのに標高342mと聞くと、なんだかガックリきますが、奈良市街、さらには生駒山や信貴山(しぎさん)を望む見晴らしはさすがです。

 

 

2009_0813_024 ドライブウェイを登ってきたクルマはここで引き返す場合が多いようですが、我々サイクリスト、特にランドナー乗りにとっての奥山ドライブウェイの真骨頂はここからだ!と思いました。

これまでキレイな舗装路だった道が一転。 原生林のなかのダートコースとなるのです。

 

2009_0813_028 しかもこの原生林、世界遺産に登録されているのですからホンモノです。

石切峠へ向かう分岐まで約3km強という短い区間ですがゴキゲンな走りを楽しめました。

 

 

2009_0813_029 奥山ドライブウェイにいったん別れを告げて石切峠へ。
そして、インドの地名から引用して名付けられたという誓多林(せたりん)町へ出てきました。

 

 

 

2009_0813_030 しかし下り基調の快適な農道もあっという間に終わり、このようなぬかるみ混じりの道へ突入します。

なお、この写真の撮影直後から乗車不能となり、しばし草むらを分けての押し歩きです。

 

 

2009_0813_031 ようやく少しばかり地面が露出してきたので、そろそろ大丈夫かな・・・と自転車に跨るべく後ろを振り返ると、そこに大きな石仏が建っているではありませんか。

目的を持った石仏めぐりも楽しいですが、思いもかけないところで突然出会う石仏は感動モノです。

 

2009_0813_034 県道に出てきました。

このようにキレイで幅広く、しかもクルマの往来がほとんど無い道で爽快なダウンヒルを楽しんでいると、あたかも大和高原を自分のものにしたかのような贅沢な気分に浸れるのは僕だけでしょうか?(笑)

 

2009_0813_035 大柳生から須川貯水池を経由し、下狭川へ。

ここでまた予期せぬ石仏に出会いました。 この地の多くの石仏同様、おそらく鎌倉時代のものなのでしょう。

 

 

2009_0813_042 13時近くになってようやく柳生の里へ到着です。

十兵衛食堂でお昼をいただくことに・・・。

 

 

 

2009_0813_039 店内にはNHK「柳生十兵衛」の宣材や色紙が飾られていました。
またTVではわが故郷の代表校、平安高校(最近では龍谷大平安というらしい)の試合が中継されていました(笑)

 

 

2009_0813_046 食事を済ませると、次は布目ダムへ向かいます。 さすがに昨日の今日なのでダムへ向かうダラダラ上り坂が堪えます。

さて帰り道のことを考えるとここでノンビリとはしていられません。

 

ところがこの後、松尾から水間、そして水間峠を越える道の選択は大失敗でした。 延々の登坂で参りました。
峠越えが道中のひとつの目標である場合はともかく、単なる通過点に過ぎない山越えでこんな苦労は嫌ですね(笑)

2009_0813_049_2 水間峠を何とか越えて、ふたたび誓多林町へ向かう県道を進みます。

ふたたびこういう風景を目の前にして、ふぅ・・・、と安堵です。

 

 

2009_0813_051  ちょっとした石灯篭に心が和みます。 この辺りの風景を象徴しているかのようですね。

 

 

 

2009_0813_053 石切峠をふたたび越えます。

朝越えた時は先を急いで通過しましたが、帰りはここ「峠の茶屋」で小休止です。

「このお店、もう何年くらいになるの?」
「180年くらいだね・・・」

 

2009_0813_057 「何か冷たいものを」と頼んで出てきたのが、冷やし生姜湯。

子供の頃、「ひやしあめ」と書かれた小さな吊り下げ旗が近所の商店街のどの食堂にもかかっていたものです。
懐かしい味を楽しませてもらいました。

 

2009_0813_058 奥山ドライブウェイのダートに戻ってきました。

この写真の直後、首切り地蔵を見てみたい、と車道をわき道に逸れることになるのですが、実はその選択があんな大変なことになろうとは・・・(笑)

 

 

2009_0813_061 見てみたかった首切り地蔵。 荒木又衛門の試し斬り痕と伝えられているようですが、はてさて・・・。

これだけ見て、もとの車道に戻れば良かったのかもしれませんが・・・。

 

 

2009_0813_065 ズンズンと先を進んでいくのですが・・・。

もちろん乗車不可。 押し歩きです。

 

 

 

2009_0813_066 原生林の中、だんだんと心細く・・・(笑)

 

 

 

 

2009_0813_069 しばらく進むと「朝日観音」との立て札がありますが、見渡しても石仏らしいものが見当たりません。

で、ふと上を見上げると・・・。 渓流の対岸の巨石に彫られた磨崖仏が!
これは迫力でした。

 

2009_0813_071 さらにその先には「夕日観音」と名付けられた磨崖仏を見ることが出来ました。
さきほどの「朝日観音」と同じ作者の手になる鎌倉時代の作品だそうです。

 

 

2009_0813_073 ところがこの道(滝坂の道というらしい)、江戸時代に敷かれたデコボコの石畳。 しかも苔むして水に濡れています。

ゴム底のスニーカーですので、ツルッと滑って腰でも強打したら洒落になりません(笑)
一歩一歩、全神経を集中して踏んでも大丈夫そうな石を見極め、しかも両手は愛車を引きずりながらの行軍です。

2009_0813_074 「寝仏」。

石仏はこれが最後ですが、行軍はこのあとさらに続きました・・・。

 

 

2009_0813_084 予想もしなかった悪路に迷い込んでしまったせいで、予定時間も約1時間オーバー。

それでもせっかくだからと、興福寺を通り抜けてJR奈良駅から電車の人となりました。

 

 

本日の走行距離75km。
原生林のダートコース、ぬかるみの押し歩き、爽快なダウンヒル、ひたすら耐えるだけの峠越え、そして最後は江戸時代の自然歩道のトレッキング・・・。
終わってみれば実に愉快なサイクリングだった、ということで(笑)

2009_0813_033  

 

 

 

 

 

 

|

« 京都美山 佐々里峠 芹生峠 | トップページ | 渋峠 (2,172m) »

サイクリング」カテゴリの記事

コメント

いえいえ、私自身のプランニングというよりも、UGの兄♭♭♭ さんをはじめ、関西のベテランサイクリストの方たちがブログや掲示板等でいろいろ素敵なコースをご紹介くださるからなんです。
大和高原なんてまさにそう。
私もいつかクラシックロード走行会にご一緒したいものです。

投稿: さだぼん | 2009年8月16日 (日) 00時23分

京都と奈良の良いところをしっかり走ってこられましたね。すばらしいプランニングと行動力です。クラシックタイプのランドナーがいきいきしてますねえ。

恐るべき博学のコレクターにして健脚のサイクリスト、さだぼんさんの今後に期待しています。

投稿: UGの兄♭♭♭ | 2009年8月15日 (土) 01時19分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 京都美山 佐々里峠 芹生峠 | トップページ | 渋峠 (2,172m) »